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アンコールの神々の顔
ウェストビレッジのギャラリー、シンクロニシティ・ファイン・アーツで6月24日まで写真家、バク斉藤の写真展が開催されている。
同展覧会は6月からニューヨーク国連本部で開催される「アンコールの神々の顔」関連シリーズ。
斉藤氏は、13年間にわたり、ユネスコの世界遺産修復計画の一環としてカンボジアの遺跡を撮影してきた。特に200体を超える尊顔塔を撮影した写真家として有名。今年の初めにはその功績を讃え、カンボジア王国からサハメトライ・トッパデット級勲章を授与されている。
本展では、尊顔塔の周りに彫刻された数々の女神像に焦点を当て、撮影されたものを公開する。一昨年に東京都写真美術館で展示された同シリーズは、延べ2万人の観客を動員した。フランスの作家、アンドレ・マルローが窃盗を企てたという美しい女神像の写真は必見。
【本文: 週刊NY生活 NY生活プレス社 NO.113】
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