Bakong [Roluos遺跡群]
ヒンズー教の寺院は四角く、必ず入り口があって出口がある。東から西へ、そして南から北へ。その出口からの道を調べてみると何キロ、何十キロとまっすぐに他の寺院に続いていたりと調査で次第に分かって来てるとか。
カンボジアという地そのものが大きな一つの遺跡なのかもと、それを初めて聞いたとき思わず子どものようにその話に聞き入ってしまった。
寺院の中にそれぞれヒンズーの神を祀った建物にも必ず四方に扉がある。前面は開いていて、左右と後ろ側については扉に続く石段が数段あるけれど、扉の装飾が施されているだけで開閉するものではない。でも、丁寧に積み上げられたその石段と装飾に、またもやあたしの想像は巡る。もしかしたらその時代にはラピュタの飛行石みたいな石があって、扉のどこかに当ててみると・・・。
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