Beng Mealea [ベン・メリア]
ココも行けるの? と、覗いてみるけど先が見えない。 遺跡の東半分はまだまだ鬱蒼とした茂みに覆われている。
薄暗い廊下はひんやりと石の冷たさが伝わって来る。 きっと石造りの建物はこの南国の地で ちゃんと理に適っていたんだと実感する。
窓から射す光が柔らかい。
小高くなったところから見渡す景色。 崩壊した石が折り重なり静かに止まった時を過ごす場所。 そんな場所でお昼を食べる。
カンボジア風サンドイッチ。 フランスパンなのはフランス植民地時代の名残。
隣では悠々と自然で出来た木のハンモックでくつろぐおじさん。 数メートル下は瓦礫の山。 あたしには無理だ・・。
いにしえの神々もココに眠る。
木々に守られてひっそりと眠る。
Kontong Kdei [コントン・クデイ]
アンコール時代の、そしてカンボジア最古の橋。 もっと正確に言うと『アンコール時代に作られ現在もなお一般に使われている橋』の方が正しいのかもしれない。
今でも生活に息づく生きる歴史。
ナーガも欠けることなく当時のまま残っている。 しかし目には見えないところでその傷みは進み、現在は近くにバイパスを造っているところだとか。
きっとココを通れるのは最初で最後。
Komtong Kdei [コントン・クデイ]
そんなことを知ってか知らずか。 おかまいなしに超満員のトラックは過ぎていく。 カンボジアのいつもの風景。
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