この新しい校舎に通えるのは
小学校1年生から4年生まで。
校舎に入ることの出来ない生徒もおばちゃんたちも興味津々。
暑い暑いカンボジアの気候でも子どもたちが集中して楽しんで授業を受けられるようにと通気性を考えられ立てられた校舎。屋根には伝統を重んじるナーガのモチーフの装飾がなされている。
カンボジアの教育機関の壁はすべて黄色。
これもまたフランス植民地時代の名残で未だに黄色で統一されている。この国は発展途上国には珍しくその歴史の中にアメリカの手が入っていない。『入っていない』というより、『放棄した』と言ったほうがしっくり来るだろうか。カンボジアの歴史を紐解けば簡単にわかるのだけど、そのためにフランス植民地時代の教育の恩恵を受けた年配の人たちは結構フランス語を話すことが出来る。それよりちょっと若い人たちは少しロシア語を話すことが出来る。英語が世界共通語だなんてこの国では通用しない。特に田舎では。
でも今の子どもたちは観光客相手に英語で商売をする。
片言の英語で。
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